研究開発について
研究開発
住友重機械グループの企業使命である「一流の商品とサービスを世界に提供し続ける機械メーカーを目指します」の実現に向け、技術開発・商品開発を継続的に推進しています。2025年4月には当社グループの新たなイノベーション拠点「技術研究・創発棟 Cs’-Lab+」(シーズラボ)が開所し、研究開発機能はもちろん、あらゆるステークホルダーとの共創を促進するイノベーションハブとしての機能も強化しました。

研究開発体制
新製品開発に関して、各事業部門と技術本部で一体化した活動を行っています。技術本部とは全社グループの「開発戦略」「知的財産」「研究開発」を統括する組織です。このうち、研究開発を統括する技術研究所では、先行して「要素技術開発」や「基盤技術開発」を行いつつ、各事業部門とともに商品化や事業化に向けた開発を実施しています。
研究開発拠点
| 横須賀 |
〒237-8555
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|---|---|---|
| 新居浜 |
〒792-8588
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研究開発組織の歴史
役割の変遷
1934年、住友機械製作(株)製造部研究係として新居浜に発足し、組織的研究開発を開始しました。その後、時代の変遷と共に再編を繰り返し、現在は技術研究所で住友重機械グループ全体の技術開発を担っています。

知的財産
戦略
当社グループにとって「知的財産」は競争優位の源泉です。
知的財産に関しては、「社会課題を解決する製品・サービスを知的財産で保護し、活用により持続的な企業価値拡大に貢献する」という基本方針のもと、全社各部門と連携し、グローバルな知的財産権の取得・活用やノウハウ保護に注力しています。近年では、M&Aや他社との事業提携においてもデューデリジェンスや契約等の重要な責務を担っています。
研究所や事業部におけるトップマネジメントと知財活動とを直結させるため、当社グループはユニークなCIPO(知財最高責任者)制度を導入しています。CIPOには研究所長や、事業部の技術部長、開発部長クラスが選出され、中長期的なビジネス視点で競争優位を確立する知財戦略を研究所や事業部と共に策定し、実行しています。


