地域との共存・共栄

基本的な考え方

住友重機械グループは、事業活動を通じて地域・社会と深いかかわりを持っています。
本業で培ったノウハウを活かした活動や、事業を展開する地域に根ざした活動を通じて、社会との信頼関係を築くことは、当社グループの持続的成長のために不可欠であり、重要な使命だと考えています。当社グループは、よりよい製品・サービスを世の中に提供することに加え、環境保全・教育支援・協賛活動等を通じた社会貢献活動を積極的に行っています。

活動事例

教育支援

「トビタテ!留学JAPAN」への協賛
当社グループは、2014年度より、官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」に協賛しています。運営資金の寄付をはじめ、留学前研修への講師派遣を行っています。
これらの支援が認められ、2018年に紺綬褒章を受章しました。
  • 紺綬褒章:国の褒章制度のひとつであり、国、地方公共団体または公益団体に寄付した個人または法人に対して、各府省などの推薦に基づく審査により授与される
少年野球教室(住友建機)
住友建機では、2004年から「青少年の育成」と「地域の活性化」を目的に少年野球教室を開催しています。講師として元プロ野球選手の方々をお招きし、全国各地で開催しています。
工場見学会の開催

岡山製造所では、2020年11月に倉敷市立玉島東中学校の生徒を対象とした工場見学会を開催しました。当日は、住友重機械ファインテック、住友重機械ギヤボックスの企業説明ならびに、両社の実際の業務体験を実施しました。

環境保全

製造所内「発想の森」の一般開放
田無製造所では、敷地面積の約30%を占める、40種類もの樹木4,500本以上から成る森林を保存しています。この森の一部を「発想の森」と名付けて一般に開放しています。市民の安らぎの場所であるとともに、地域の防災拠点や生物多様性に関する学術研究対象などの機能を果たしています。
令和2年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰を受賞
横須賀製造所は、2004年から取り組んでいるゼロエミッション活動に伴う、廃棄物分別の徹底による廃棄物削減や循環的な利用及び適正処分などの活動に対して、3R活動優良企業として環境大臣に功績が認められました。
「ゼロエミッション東京」への協力による感謝状授受

田無製造所では、CO2を排出しない持続可能な都市「ゼロエミッション東京」を目指す東京都の取り組みに協力するため、東京都に対し、都キャップアンドトレード制度に基づくCO2排出量の超過削減分であるクレジット11,942t-CO2を寄付しました。またこれにより、小池百合子東京都知事から感謝状を贈呈されました。
当社は東京都キャップ&トレード制度の対象事業者として、日常の業務における省エネ活動や、省エネ機器の使用を通じてCO2排出量の削減に取り組んでいます。今後もグループ全体でCO2排出量の削減に取り組みます。

  • 東京都環境確保条例により、大規模事業所(3ヶ年度連続して燃料、熱、電気の使用量が、原油換算で年間 1,500kL以上の事業所)にCO2排出量の削減義務を課す制度。削減義務量以上にCO2の削減を達成した超過削減量をクレジット化することが可能。

『ゼロエミッション東京』についてはこちらをご参照ください。(クレジットの寄付・キャップ&トレード制度についてはサイト内「ZC4D2020」のバナー参照)

地域支援

愛媛県物産フェアの開催
2018年の西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた愛媛県の復興支援の一環として、大崎本社にて愛媛県物産フェアを開催しました。愛媛県は住友発祥の地であり、県内に2つの製造所(新居浜・西条工場)を持つ当社グループとは非常に関わりの深い地域です。2020年2月14日に大崎本社にて開催された当フェアでは、240名の従業員が来場し、売上金の一部が復興支援に役立てられました。
BISTRO SAIJO in SMIT(住友重機械イオンテクノロジー)
西条市内の飲食店にご協力いただき、夕食向けのお弁当を工場までデリバリーしてもらう取り組み「BISTRO SAIJO in SMIT」を実施しています。
新型コロナウイルスの影響を受けている西条市内の飲食店の支援、新型コロナウイルス感染対策に伴う二勤体制によって不規則な生活を送っている従業員の健康管理を目的とし、NPO法人「deliサポ西条」との連携により実現しました。配達手数料は会社負担とし、週に2回、市内の飲食店のお弁当やお惣菜をデリバリーしていただいています。

協賛・パートナーシップ