液化空気エネルギー貯蔵(LAES)

信頼性および費用対効果の高い長期エネルギー貯蔵

液化空気エネルギー貯蔵(LAES)システムは、自由に利用できる空気(大気)を余剰電力により圧縮・冷却して液化し、液化空気としてタンクに貯蔵します。電力が必要となったときには、液化空気を加熱・気化して膨張させ、タービンを駆動して発電、供給します。LAESシステムは長時間の電力貯蔵に適していて、充放電時の需給調整に加え慣性力や調相機能を常時供給することで系統安定化にも寄与します。そのため不安定電源である再生可能エネルギー発電との組合せにより、化石燃料による火力発電所を代替することができます。

当社はお客様のプロジェクトの実現可能性や技術比較検討、充電(蓄電)・貯蔵時間・放電(発電)といった設備容量の最適化、設計、エンジニアリング、調達、建設、試運転までトータルエンジニアリングサービスを提供します。

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特長

  1. 1競争力のある大規模エネルギー貯蔵

    LAESシステムの代表的な設備容量は300MWh(50MW×6時間)で、長時間貯蔵への対応がタンクの増設で済むため容易であり、貯蔵時間の長い用途に対して他の技術に比べ、より低コストでの設置が可能となります。さらにブラックアウト後の系統復旧もサポートできます。

  2. 2送配電網の安定化をサポートするアンシラリーサービスの提供

    電力システムにおいて、変動電源である再生可能エネルギー源の比率が高まるにつれて、送配電網の不安定化や需要と供給のアンバランスが生じやすくなります。大型の同期発電機を持ち、化石燃料を利用する火力発電所が、太陽光発電や風力発電などのインバーターによる交流電源に置き換えられ、グリッドの慣性と短絡電流が減少するためです。

    LAESシステムは、以下のような様々なアンシラリーサービスを提供できます。

    • 接続系統への慣性力供給。システムオペレータが周波数制御予備力を調達する必要性を減らし、それによって全体的により経済的なシステムを提供します。
    • 接続系統への常時無効電力補償、短絡電流供給。電力損失が減少し、グリッドの信頼性が向上します。
    • プラント充電中の負荷増減による需要調整とプラント放電中の出力増減による供給調整。
  3. 3製品寿命が長い

    LAESシステムの製品寿命は通常30年であり、時間の経過による劣化を最小限に抑えながら、プラント性能を高いレベルに維持します。

  4. 4必要な場所への柔軟な配置が可能

    設置面積が小さく、設置の自由度が高いため、LAESプラントは系統内での負荷の高いポイントで使用できます。

    また、インバーターによる交流電源または直流(DC)リンクで典型的な、電力潮流が高くて短絡電流が低い場所で使用すれば、系統の安定性が向上します。

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