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5MW級バイオマス発電設備を受注

2021年06月28日

住友重機械工業株式会社(社長:下村 真司)は、MTエナジー株式会社(代表取締役:元明 吉美)より、MTエナジー発電所建設工事(建設予定地:宮崎県都城市)を受注しました。

本発電所は、宮崎県都城市を中心とした山林未利用材を原料とした木質チップを燃料として使用するバイオマス発電設備です。地元の木質バイオマス資源を有効活用することで、素材生産業はもとより地元製材業の活性化につながるものと期待されます。

今回の発電設備は、当社グループが国内外で500缶以上(※1)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用しています。当社の循環流動層(CFB)ボイラは、高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ており、この実績が評価され今回の採用に至りました。
当社は地球温暖化対策に有効なバイオマス燃料や資源を有効利用する低品位燃料を活用した信頼性のある高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と低炭素社会の実現に貢献していきます。

【設備の概要】
ボイラ形式 :循環流動層(CFB)ボイラ
発電出力  :5,750kW
燃料種別  :山林未利用材を原料とした木質チップ
運転開始予定:2023年(予定)

(※1)当社グループ:住友重機械工業株式会社および子会社Sumitomo SHI FW(SFW)。本実績は当社グループのCFB技術供与先(ライセンシー)を含む。