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75MW級バイオマス発電用ボイラを受注

2019年09月17日

住友重機械工業株式会社(社長:下村 真司)は、日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一)より、広畑バイオマス発電株式会社向けバイオマス発電用ボイラ(建設予定地:兵庫県姫路市広畑区)を受注しました。

本ボイラは、木質チップを主燃料とし、再熱方式(※1)を採用した高効率なバイオマス専焼ボイラであり、再生可能エネルギー普及拡大の一翼を担います。

今回のボイラは、当社グループが国内外で500缶以上(※2)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用しています。当社のCFBボイラは、幅広い燃料に対応可能で、特にバイオマス発電の分野においてその優位性を発揮し、高いシェアを有しています。この実績が評価され今回の採用に至ったものと考えています。

当社は、バイオマス燃料や低品位燃料を安定燃焼させることでお客様の発電コストの削減に貢献し、持続可能なエネルギーソリューションを提供していきます。

【概要】
ボイラ形式 : 循環流動層(CFB)ボイラ(再熱方式)
蒸発量   : 245 t/h
燃料種別  : 木質チップ等
運転開始予定: 2023年8月

完成予想図
完成予想図

(※1)再熱方式:蒸気タービンにて膨張した蒸気を再度ボイラヘ送り、再加熱後に再び蒸
    気タービンへと送り込むことで高効率発電を可能とする技術。
(※2)当社グループ:住友重機械工業株式会社および子会社Sumitomo SHI FW(SFW)。
    本実績は、当社グループのCFB技術供与先(ライセンシー)を含む。