お知らせ

世界最大級の荷役能力を持つ連続アンローダ2基を受注

2013年12月24日

住友重機械搬送システム株式会社(本社:東京都品川区 社長:横田克英 住友重機械工業100%出資)は台灣電力股份有限公司林口發電廠(和文:台湾電力林口発電所 場所:台湾新北市林口区)より、石炭用としては世界最大級である2200t/hの荷役能力を持つ、バケットエレベータ式連続アンローダ2基を受注しました。

アンローダは、英語のunload(荷を降ろす)に由来し、船舶から石炭や鉄鉱石などのばら物を荷揚げする設備です。多数の連続したバケットを用いて掘削・荷揚げすることで高い荷役能力を発揮するバケットエレベータ式連続アンローダの開発に、当社は1976年に世界で初めて成功し、以後トップメーカーとして国内外で約50台の納入実績があります。

台湾電力は、火力発電所11カ所を含め、水力発電所、原子力発電所を持つ台湾唯一の公営電力会社で、当社製品の高い荷役能力、豊富な実績が生み出す信頼性、優れたメンテナンス性などの点で高い評価を受け、台湾市場において当社初の連続アンローダの受注となりました。

当社はアンローダ以外にも豊富な商品ラインナップを有し、お客様の多種多様なご要望にお応えいたします。 今後も、多くのお客様に満足いただくべく、日本国内のみならずアジア地域を中心に世界市場に積極的に展開を図っていきます。

<設備概要>
・ 受注年月:2013年10月
・ 納入年月:2015年10月(予定)
・ 定格能力:2200t/h(1時間当たり2200tを荷役)
・ 取扱物 :石炭
・ 台  数:2台

<アンローダ参考サイト>
http://www.shi.co.jp/create/unload.html