お知らせ

インドネシア向け石炭火力発電設備を初受注

2013年03月05日

住友重機械工業株式会社(社長 中村 吉伸)はインドネシア国営資源大手PT. Antam (Persero) Tbk社(本社:インドネシア、社長:Alwinsyah Lubis。以下「アンタム社」)向け石炭火力発電設備一式を住友商事株式会社より受注しました。インドネシアにおける本設備の受注は初めてになります。

アンタム社は、1968年に複数の国営鉱山会社が合併して設立され、金鉱山やニッケル鉱山、ボーキサイト鉱山などの事業を行っています。昨年末、同国スラウェシ島南東部ポマラー地区にあるニッケル精錬事業のプラント拡張工事に伴う石炭火力発電設備一式の新設工事を、住友商事株式会社がEPC(設計・調達・建設)コントラクターとして受注しました。当社は、住友商事と共に入札時より対応を行っており、プラントの核となる循環流動層(CFB)ボイラ、およびボイラ周辺設備を含めた発電設備一式と現地据付工事について、住友商事と正式契約をこの度締結いたしました。また、当社は本プロジェクトの技術的事項に関するテクニカルリーダーの立場も担います。

本設備は、同国において多くの埋蔵量がありながらも、これまで利用が進んでいなかった低品位炭を燃料にすることができるものです。実際の燃料によるパイロットテスト機での同国の低品位炭の燃焼試験への取組と、これまでの低品位炭やバイオマス等の難燃焼性燃料の使用実績が評価された結果ととらえております。

CFBボイラは底部から空気を吹き込み、燃料を均一に混合させることで、様々な燃料を効率よく燃焼することができます。今回がインドネシアで初めての実績となりますが、同国には低品位炭のほか、パームやし残渣などのバイオマス燃料も豊富にあり、これらの資源を活用した今後の横展開に期待ができます。

当社は、今後も東南アジアを中心としたアジア市場において、安価な低品位炭・バイオマス等の燃料を有効活用できるCFBボイラを、発電設備やコジェネレーション設備向けに拡販していきます。



   <設備概要>
   ・ 受 注 月:2013年 2月
   ・ 完工予定日:2015年 7月
   ・ 能   力:発電量 30MW x 2Unit (発電端出力)


完成予想図