お知らせ

「射出成形機」累計40,000台出荷を達成

2004年10月26日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、このたび射出成形機の累計出荷台数40,000台を達成しましたのでお知らせいたします。

当社は、1966年にネスタール社(本社スイス)との技術提携(注1)により射出成形機市場に参入しました。市場参入当初は乳酸菌飲料用容器の生産において、またその後はビデオカセット、カメラなどの生産において高いマーケットシェアを獲得しました。近年ではディスクや携帯電話向けを中心にシェアを拡大し、昨年ついに国内生産台数シェアトップ(21.1%:日経データ)を達成しました。
 注1:ネスタール社との技術提携は1972年に終了。


■製品について
当社の製品群は、型締力170kN(18トン)の小型機から6370kN(650トン)までの機種を揃え、駆動方式も電動、油圧からハイブリッドまでをラインアップ。ユーザーのニーズに幅広くお応えします。
主な製品としては
・ディスク専用として、サブミクロンの精度を提供するSDシリーズ
・自社製サーボモータ、ダイレクトドライブ機構により高応答・高精度を可能にするSEシリーズ
・独自のトグル・メカニズムにより精密・ハイサイクルを実現するSGシリーズ
などがあります。


今年6月、ハイブリッド射出成形機SE-HYシリーズに小型新機種を追加し、ますます市場対応力を強化しました。今後もさらなる商品開発を継続し、品質も含めユーザーの期待にきめ細かく応えていけるメーカとして努力していきます。


写真:4万台目と同型機であるSE180D

SE180D