お知らせ

住重ファインテックにオーツカテックを統合

2003年10月01日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)の子会社である住重ファインテック株式会社(社長 磯崎泰介、本社 岡山県倉敷市 住友重機械100%出資)に株式会社オーツカテック(社長 川嶋裕司、本社 大阪府大阪市)を10月1日付で統合します。

オーツカテックは、工作機械のクーラント液処理機器、切粉処理機器を製造および販売する当社のグループ会社です。このたび、研削盤を製造、販売する住重ファインテックに統合し、両事業のシナジーの創出と、住重グループとしての事業の効率化を追求します。

近年、素材の加工設備は、半導体・液晶製造装置向けに、金属だけでなくセラミックス、アルミなどの素材を、高精度に加工することが求められています。門形平面研削盤で世界トップレベルの住重ファインテックの技術と、オーツカテックのクーラント液処理などの技術は、加工ラインの前後設備として共通基盤をもつことから、当社では、これを融合し、先端加工分野へのソリューションを提供します。

なお、統合後のオーツカテックの製品は、すべて住重ファインテックが継承します。統合により住重ファインテックは人員160名となり、2004年度の売上高50億円を目指します。