お知らせ

画像配信対応の「sMobile」バージョン4.1発売

2002年12月11日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、NTTドコモの新機種504isシリーズに対応した、「sMobile」バージョン4.1を12月16日より発売します。
今回のバージョン4.1は日本IBMのロータスノーツ・ドミノR6にもいち早く対応しています。

「sMobile」はロータスノーツの社内メールやスケジューラーを携帯電話から利用するビジネス用のパッケージです。バージョン4.1では、504isシリーズのカメラ機能を使って、画像情報をメールに添付して送受信することが可能になりました。
携帯電話のもつ暗号化機能と、504isシリーズの特長であるカメラをJAVAから制御する機能を使うことにより画像情報の機密性を確保し、ビジネス用途に幅広く使える画像配信機能を備ています。この機能を使えば、以下のような業務の効率化が図れます。

・ 発注先から試作品や新規デザインを、社内の関係者だけに安全に配信
・ 店舗での商品の陳列状況を即時配信し、店舗管理や販売促進活動に活用
・ 建設現場での日々の進捗状況を撮影し、工程管理に活用
・ 配信画像をもとにした遠隔地からの査定業務、専門家による診断業務

この他、現物の画像を確認する必要のある様々なビジネスへ展開が可能です。販売は日本IBMとそのビジネスパートナーと、NTTドコモを通じて行います。

当社では「sMobile」を、意思決定のスピードアップと業務の効率化を推進する企業向けに2001年から販売しています。お客様のシステム環境に応じた高度なセキュリティ機能と信頼性は、企業の業務運用に最適なパッケージとして評価されています。

「sMobile」バージョン4.1の特長】
(1)画像送受信機能
 504isシリーズで初めて搭載されたJAVAからカメラを制御する機能に対応。画像をメールに添付して社内 ネ ットワークや「sMobile」に接続された携帯端末にリアルタイムに配信する機能を搭載しました。これまで携帯電話で撮影した画像を送信するには、インターネット上でのハッキングの危険がありましたが、携帯電話のもつ暗号化機能とカメラをJAVA から制御する機能を使うことで、安全な送受信を実現しました。

(2)その他機能
 「待ち受けアプリ」のエージェント機能に対応した「リマインダー機能(=sMinder)」 を搭載。個人毎にセットしたキーワードから「緊急」などの件名を定期的に自動でチェックし、待ち受け画面の最上部にテロップで表示したり、次のスケジュールを着信音やバイブレータなどを使用して知らせ画面上に表示する機能です。これにより携帯電話を開いた時点で必要な情報が即座に把握できます。

【システムの標準価格】
 1ユーザーあたり 13,000円 (1,000ユーザー規模の場合)

▼ SSLによる暗号化通信と「なりすまし防止機能」などによりセキュリティーを強化。安全にビジネス利用が可能に。

SSLによる暗号化通信と「なりすまし防止機能」などによりセキュリティーを強化