ロータリーキルン式再資源化設備

数多くの実績に裏づけられた溶融キルン技術をもとに、再資源化設備をご提案します

溶融キルン技術はさまざまな分野で用いられ、無害化処理や再資源化に役立っています。

特長

  • ドラム缶入りの廃棄物や容器入りの医療廃棄物をそのまま処理します。
  • 運転モードは自在で、「酸化」「還元」および「溶融」「焙焼」を選択できます。
  • 負荷変動に強く、安定した連続運転が可能です。
  • 構造がシンプルなため運転管理が容易です。

用途例

産業廃棄物処理

微量PCB汚染物質、医療廃棄物など処理の難しい廃棄物を高温で焼却・溶融処理することによって、完全無害化します。溶融スラグは路盤材やコンクリート二次製品として活用されます。

再資源化設備

温度条件および燃焼ガス成分を変えることによって、目的にあったさまざまな処理を行うことができます。「酸化」「還元」と「溶融」「焙焼」の組み合わせが選択できます。

  • 鉄鋼ダストの溶融還元処理による合金鉄回収
  • 使用済脱硫触媒酸化焙焼によるバナジウム・モリブデン回収
  • 電炉ダストの固体還元による鉄・亜鉛回収
  • 廃電子基板の焼却・溶融処理による貴金属回収
プロセスの概要図

試験設備

当社研究所には、さまざまな種類の試験設備が完備されており、目的に応じてバッチ試験から連続試験まで選択できます。連続処理試験設備では、処理対象によっては、日量10トンの処理も可能です。

小型回転炉
(100~200g/Run)
微分炉(R/F)
(50~100kg/Run)
連続炉(MPF)
(5~10t/日)

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