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クライオスタット(冷却装置)

X線天文衛星「ひとみ」(2016年打ち上げ)に搭載されたクライオスタット

宇宙用クライオスタットは、真空容器、液体ヘリウム容器、冷凍機を組み合わせた住友重機械の低温技術の集大成です。今後は冷凍機だけで冷却するクライオスタットが主流になるでしょう。

項目 仕様
冷却温度 1.2K
冷却方式 超流動ヘリウム+4K冷凍機+20Kスターリング冷凍機
冷却対象 X線検出器+磁気冷凍機
磁気冷凍機はX線検出器を0.05Kに冷却する。
磁気冷凍機の排熱を本クライオスタットで吸収する。
寿命 3年以上
軌道上実績(液体寒剤を搭載したもの)

赤外線天文衛星あかり(ASTRO-F)

X線天文衛星ひとみ(ASTRO-H)

軌道上実績(液体寒剤を搭載しないもの)

月探査機かぐや(SELENE)

金星探査機あかつき(PLANET-C)

気候変動観測衛星しきさい(GCOM-C)

超伝導サブミリ波リム放射サウンダ「SMILES」(国際宇宙ステーション搭載)

今後の打ち上げ予定(液体寒剤を搭載するもの)

X線撮像分光衛星(XRISM)

今後の打ち上げ予定(液体寒剤を搭載しないもの)

X線撮像分光衛星(XRISM)

ハイパースペクトルセンサ(国際宇宙ステーション搭載)

衛星搭載型2波長赤外線センサ(ALOS-3搭載)

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