事務系|新卒採用法務

法務のプロフェッショナルとして
SHIのものづくりを、
社会への貢献を支えていく。

法務室 取引法務グループ
2014年入社/法律学科修了
※所属、部門は取材当時のものです。

SHIグループの法務を統括し戦略を立案する。
法務は、経営や事業にダイレクトに携わっていく仕事。

学生時代は大学院も含めて6年間、法律を学びました。企業法務の講義を受けて、関心を抱いたのが入社のきっかけです。法律という自分の専門知識を活かして、多様な事業に主体的に関わってみたいと思ったのです。最終的な決め手となったのは、面接などで会った先輩社員たちの人柄。こんな人たちと一緒に働いてみたいと心から感じました。
私が所属する法務室のミッションは、SHIグループ全体の法務の統括や戦略の立案。会社法、コーポレートガバナンスなどに対応するコーポレート法務グループとSHIグループの製品取引に関する法務業務などに対応する取引法務グループの2つのグループに分かれています。私は、コーポレート法務グループで経験を積み、入社7年目から取引法務グループも兼務するようになりました。私が入社して配属されたのは、上場企業が行う企業統治のガイドラインであるコーポレートガバナンスコードが注目され始めた時期。投資家から意見を聞いて、それを取締役会にフィードバックするなど、若手のうちから経営に関わる仕事に携わることができました。こうした経営に関わる仕事を通じてSHIグループ全体の事業を知ることができたのも貴重な経験でしたね。

利益を最大化できるように落としどころを見つけていく。
そこが法務業務の難しさであり、面白さ。

取引法務グループで中心となる業務は、事業部やグループ会社から依頼のあった契約書の審査や作成、法律に関わる相談の対応など。また、取引先などとの間に起こった紛争・係争の対応、グローバルにおけるコンプライアンス体制の整備なども重要な業務となります。
最近携わった係争案件では、事業部と密に連携して一つひとつ粘り強く対応し、訴訟を回避することができました。契約審査や紛争対応では、相手との関係性を考慮しつつ、当社の利益を最大化できるように落としどころを見つけていかなければなりません。そこが難しさであり、面白さでもあるのです。その結果、SHIグループのものづくりや利益に貢献できることがやりがいですね。事業部やグループ会社の担当者から「ありがとう!また一緒に仕事をしましょう」と声をかけてもらえることが仕事のエネルギーになっています。

SHIのものづくりを通じて、社会に貢献していくために
法務のプロフェッショナルを目指す。

入社して間もないころ、製造所を見学する機会があり、そこで大型建造物を間近で目にし、そのスケールの大きさに圧倒されました。このように、ものづくりの実感、それを通じて社会に貢献していることが実感できるのも、法務の専門家としてSHIで働く魅力なのだと感じています。
SHIには多種多様な製品があり、事業もますますグローバル化しています。その事業や経営を、法務のプロフェッショナルとして支えていく仕事はどこまでも奥が深い。契約審査のスキルは、一朝一夕で身につくものではなく、日々の努力が欠かせません。社外のセミナーなどにも積極的に参加して、常に最新の法律知識を習得しています。このように知識を学ぶ場合には、実務ではどのような場面で問題になるのかを具体的に想像するように心がけています。そうすれば自分自身の理解が深まりますし、事業部の人たちに伝える時にもわかりやすく表現できると思うのです。また、海外のグループ会社とやり取りする機会も増えているので英語力アップも今後の課題ですね。コーポレート法務と取引法務の両分野で幅広い知識を備えた、企業法務のプロフェッショナルを目指しています。

1 Day Schedule

9:00
出社、メールチェック、スケジュールの確認など
10:00
部門勉強会/業務報告会
12:00
昼休み
13:00
海外コンプライアンスに関する社内打ち合わせ
15:00
契約書の審査
16:00
外部の弁護士との打ち合わせ
18:00
退社