Real Voice 02

経理のスペシャリストを目指し、
本社で貴重な経験を積む。
将来は、製造所での経理にも
チャレンジしたい。

部下

財務経理本部 事業管理グループ
2017年入社/商学部商学科卒

上司

財務経理本部 事業管理グループ
主査
1998年入社/経済学部経済学科卒

※所属、役職は取材当時のものです。

Talk01

誇りを持って働ける会社で、
経理人材として成長したかった。

上司

そもそも、どういう理由で入社しようと思ったのかな?

部下

いくつか理由がありますが、最初に魅力的だと思ったのは、職種別採用だからこそ経理人材として一貫したキャリアを積んでいけることですね。私は子どもの頃から数字が大好きで、大学でも会計学を学び、将来は経理を自分の専門の仕事にしていきたいと思っていたのです。

上司

学生の頃、当社についてどんなイメージを持っていました?

部下

正直に言うと、学生の頃はぜんぜん……(笑)。けれども、就職活動で調べていくうちに、社会の基盤を支える製品が多く、誇りを持って働ける会社だなと。事業の幅も広くて、その分だけ経理人材としても成長できると思ったのです。それから、会社の雰囲気もとてもよかったからです。

上司

そういえば、就職活動のときに会っているよね(笑)。

部下

ええ。2次面接のときの面接官でした。あのときの私の印象ってどうでした?

上司

うーん、まじめで芯の強い人という感じかな。あのとき、すごく緊張していたでしょう(笑)。

部下

(笑)でも、私がフィリピンに語学留学に行った話をしたら、以前に駐在されていたとのことで話が盛り上がって。就職活動で会った当社の先輩は誰もが私の話をやさしく真剣に聞いてくれて、直感で自分にあうと思いました。

上司

その印象は入社してから変わったかな?

部下

いいえ。まったく変わりありませんね(笑)。

Talk02

入社4年目で本社部門を含め
5つの主担当。
若手としては責任の重い
ポジションだと思う。

上司

現在の所属は、財務経理本部の事業管理グループ。SHIグループ全体の予算の策定や業績の管理、事業運営のサポートなどが私たちのミッションですね。

部下

その中で私自身の仕事は大きく2つあります。1つは、事業部やグループ会社の業績管理。予算や業績の管理に加え、大型の受注や設備投資などの案件については本社の経営層が意志決定をするための情報をまとめています。財務面から事業部をサポートし、本社の経営層との橋渡しをする役割ですね。そしてもう1つは、本社の管理部門に関わる予算や費用の管理です。

上司

新人の頃は多少頼りなさもあったけど、すぐに持ち前の明るさと粘り強さで事業部門との信頼関係を築いていきましたよね。初めて主担当として任せるようになったのはいつ頃だったかな?

部下

1年目の終わり頃です。2つの事業部門の主担当となりました。

上司

現在では本社部門も主担当ですよね。いわば本社部門のお財布を預かっているわけだから、入社4年目の若手としては責任の重い業務だと思いますよ。

部下

事業部との打ち合わせでは、部長や課長といったずっと年上の管理職と議論することも多いですしね。本社の役員に自分でアポをとって説明にいくこもあります。でも、いざとなれば上司がサポートしてくれるので安心してチャレンジできます(笑)。

上司

重要なミーティングでは、最初の頃は隣で見ていてそれなりにサポートしていたけど、最近はすっかり安心して任せられるようになってきましたね。

Talk03

誰もが若手の意見に耳を傾け
真剣に議論する。
とても風通しのよい会社だと
感じている。

上司

これまで振り返ってみて、一番たいへんだった経験って何かありますか?

部下

それをあげるなら、やはり3年目論文でしょうか。

上司

新人研修の一環として入社3年目に取り組む論文ですね。

部下

私が取り組むことになった論文は、技術本部で発生する費用がテーマ。技術本部は研究開発に携わっており、その成果は当社の製品に生かされ、全社的な利益に貢献しているわけです。その費用を全社でどのように負担するのが適切か?それが論文のテーマでした。

上司

このテーマは、これまでも事業管理グループで何度か議論してきた課題。全社的な管理会計制度の改革にまで踏み込む、非常にむずかしいテーマですよね。

部下

自分なりに現状分析やヒアリングをしてさまざまな部門の人たちと議論しました。しかし、部門によっては利害が対立してしまう場合もあり、いろいろな壁があることを実感しました。

上司

だからこそ、若手の新しい発想や行動力が必要だと考え、このむずかしいテーマを託したんですね。結局、制度改定は3年目の間に実現できず、いまも引き続き取り組んでいますけど、ぜひ実現してほしい。私たちも全力でサポートします(笑)。

部下

はい(笑)。この研修では苦労もたくさんありましたが、自分なりに大きく成長できたし、改めて感じたこともたくさんあります。当社では、役職がずっと上の人でも、私のような若手の意見に耳を傾け真剣に議論してくれるのです。とても風通しのよい会社ですよね。常にステップアップを目指して成長していくことができる環境があると感じています。

Talk04

せっかく当社でキャリアを
積むのだから、
ぜひ製造所の経理を経験してみたい。

上司

この先、経理のスペシャリストとして当社でどんなキャリアを歩んでいきたいと考えているのかな?

部下

まず思い浮かぶのは、いま私は、本社の管理部門でとても貴重な経験を積ませてもらっているということです。若手のうちから本社の意志決定に携わり、全社的な視点を身につけ、当社の幅広い製品やマーケットを学ぶことは、この先かけがえのない財産になると考えています。この経験を生かして、将来的には事業部門に異動し、製造所の経理にチャレンジしてみたいと思っているのです。

上司

それはいい考えだね。現場を知ることは、経理としてキャリアを積んでいくために絶対欠かせない経験だと思いますよ。

部下

せっかく重機械メーカーである当社に入社したのですから。そういえば、製造所の経理としてのキャリアも長いし、海外駐在の経験もされていますよね。

上司

海外への興味はどう?

部下

チャンスがあれば、チャレンジしてみたいと思っています。

上司

それもいいね。では最後に、将来の後輩になるかもしれない学生の皆さんにひと言(笑)。

部下

文系の方が当社のような会社で自分が働く姿をイメージするのはむずかしいかもしれません。でも、当社は魅力にあふれ働きがいのある会社で性別を問わず、人としてのびのび仕事ができる会社だと思っています。

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