事務系|新卒採用財務経理

ものづくりを肌で感じながら、
財務経理のエキスパートとして
多様なキャリアを積んでいきたい。

住友建機 管理本部 企画管理部 事業管理グループ
2021年入社 商学部商学科卒
※所属、部門は取材当時のものです。

予算策定のベースとなる業績の取りまとめと分析。
数字の海の中から事業の変化をキャッチアップしていく。

私が現在所属している事業管理グループの役割は、住友建機および住友建機グループ全体の業績を取りまとめて、経営層の意思決定をサポートすること。その中でも私は、住友建機単体の月次実績や予算段階での損益計算書(PL)の作成などを担当しています。月次実績については、各部署から出てくるデータをもとに販売台数や売上、粗利などを集計。さらに計画時の数字と比較するなど分析も行っています。たとえば販売台数が計画に比べて乖離している場合には製造や供給に課題が生じていないか、あるいは粗利率に想定外の動きがある場合には材料費に変動がないかなど、関連部署に直接問い合わせたりして分析を行います。正直言って、配属された頃は、業績データといっても単なる数字の羅列のようでした。でも、経験を積むにしたがって、そこから事業のリアルな動きが浮かび上がってくるのです。国・地域や製品ごとなどにさまざまな特徴が見えてきて、そこがこの仕事の面白さ。自分たちの分析が次の予算策定に反映されていくので、責任も重く、やりがいも大きいのです。

企業経営の基盤となる損益計算書の作成。
責任ある仕事を1年目から任されて驚いた。

半期ごとに策定する予算の損益計算書の作成も担当しています。各部署から出される数字をもとに損益を計算していくわけですが、もちろん単に数字を取りまとめるだけでは予算はつくれません。販売部門が計画する売上に合わせ、製造部門と相談して製品の単価設定を変更したり、さまざまな分析や調整が必要となるのです。数万円の単価の違いが億単位の売上の変化につながることもあり、責任の重さを改めて実感しています。損益計算書といえば、企業経営の基盤となるもの。そんなスケールの大きな仕事に、入社1年目から携わることになって驚きました。
さらに2年目には、次年度予算の損益計算書の作成と損益分析を担当。ちょうど世界的に原材料が高騰するなど近年では例のないような変化が相次ぐ時期で、販売部門と売値の調整をしたり、分析内容をまとめて予算審議会のための資料を作成したりしてたいへんでした。でも、まわりの先輩や上司が常に見守ってくれていて心強かったですね。なかでも指導担当の先輩には損益分析の数値など細かくチェックしてもらいました。このような親身なサポートはSHIならではの風土だと感じています。

ものづくりをいつでも身近に感じながら、
財務経理に携われるのはSHIならではの大きな魅力。

私は子ども頃からなぜか大きな機械が大好き。街中の現場で働いている建設機械や港にある巨大なクレーンなどに出会うと、思わず見とれてしまうのです。そんなものづくりに関わってみたいと思い、就職活動では重機械メーカーなどを中心に訪問しました。SHIを選んだ理由は多様な機械をつくっていること、また、職種別採用のため、学生時代に学んだ知識が活かせると感じたことも大きかったですね。ここ千葉製造所への配属は、入社時に自分から希望しました。ショベルカーなどの製造現場を目の当たりにできて、今でも所内を歩くとワクワクします。机上ではなく、実際の製品を身近に感じて仕事に取り組めることは大きな魅力ですね。
3年目になって、補修部品部門の業績管理にも携わるようになるなど、業務の範囲も広がってきました。この先は連結での経理や海外グループ会社の管理などにも携わってみたい。もうしばらくは千葉製造所にいたいと思っていますが、事業部門ばかりでなく、本社の財務経理や企画管理などを経験するのも面白そう。SHIならではのものづくりを常に意識しながら、財務経理のエキスパートとして自分らしいキャリアを積んでいきたいですね。

1 week Schedule

月曜日
売上データのチェック、売掛金の確認
火曜日
月次の損益計算書の作成、補修部品の業績まとめ
水曜日
損益の分析、部内ミーティングでの報告
木曜日
引き続き損益分析、
前日の報告時に出た質問に関する調査
金曜日
他部署からの依頼に応じた調査・分析、
三年目論文の作成