事務系|新卒採用国内営業
産業用クレーンは一品一様の製品。
自分たちの想いが社会に残る
スケールの大きな仕事だ。
住友重機械搬送システム 大阪営業サービスグループ
2015年入社/法律学科卒
※所属、部門は取材当時のものです。
時には数十億円に達する受注を目指し、
リーダー的な立場でプロジェクトをドライブしていく。
港の岸壁などで空にそびえるような巨大なクレーンを見かけたことはありませんか? このような港湾用のクレーンや、工場の中で何百tもの荷物を移動させる天井クレーンなど、産業用クレーンが、私が扱う商品です。入社以来ずっと中部エリアの営業を担当しています。製鉄をはじめ造船、港湾、電力などの会社が主なお客様。産業用クレーンは、巨大さもさることながら、受注金額が1機あたり数十億円に達することも。このスケールの壮大さがなによりもの醍醐味です。
最近は、新規よりも既存クレーンの更新需要の比重が大きく、日頃お付き合いのあるお客様を訪問して情報を収集することが営業の基本となります。こうした情報をもとに、お客様とやりとりをして仕様や予算などの条件を検討し、社内の設計部門と一緒に提案を重ねていきます。最終的には他社との競合となりますが、ライバルに打ち勝って受注を獲得した時がやりがいを実感する瞬間。最初の営業活動から提案、受注、設計、工事まで、時には数年の歳月を要することもあります。この間、プロジェクトリーダー的な立場で案件をドライブしていくことも営業の重要な役割です。
日本初の新規工場で稼働する橋形クレーン。
お客様に寄り添い粘り強く提案を重ねていった。
近年、わが国の産業界で注目を集める分野の一つに洋上風力発電があります。2024年3月、この洋上風力発電の設備関連ではわが国初となる製造工場が岡山県に完成しました。この工場で稼働する橋形クレーンも私が担当したものです。
数百億円もの投資をして新規工場を建設するという大規模プロジェクト。日本初ということもあり、途中で見積するクレーンの機種が変わるという難しい案件でした。それでもお客様に寄り添いながら粘り強く提案を重ねました。住友重機械では、幅広いタイプのクレーンをラインアップし、ほぼすべてを自社で製造しています。そのために柔軟な提案が可能。このような対応力とじっくりと培った信頼関係があったからこそ、お客様に高く評価され競合他社に勝ることができたのだと思っています。
洋上風力発電は、住友重機械グループとしても注目している領域であり、その先鞭をつけられたことでも印象深いプロジェクトになりました。また、この案件は、若い頃から中部エリアでずっとお付き合いしてきたお客様からの情報が始まりでした。自分を信頼して声をかけていただけたことも、営業担当としてすごく嬉しかったですね。
営業に軸足を置きつつ、
ゼネラリストとして活躍する人材を目指したい。
地球規模の地図システムに載る仕事。最近、リクルーターとして学生の皆さんに会う機会も多いのですが、自分の仕事の魅力を紹介する時によくこのような言葉を使っています。産業用クレーンは一品一様の製品。営業担当の意向やアイデアが設計にも反映され、スケールが大きいばかりでなく、自分の想いが姿形として残ることも楽しさです。私には幼い息子がいるのですが、彼が成長したら自慢したいと思っています。
将来的には、営業で培った視点を活かして、産業用クレーンの新しいあり方なども提案してみたい。イレギュラーな仕事でしたが、2020年から2024年に横浜山下ふ頭近郊で公開されていたイベント(動く○○○○)にも携わりました。広告代理店など異業種の方たちと一緒に仕事をし、彼らの斬新な発想に刺激を受けました。常識にとらわれることなく、自分らしい大胆な視点を大切にしていきたいですね。最近、スキルアップとして資格取得を目指した勉強もしています。営業に軸足を置きつつ、ゼネラリストとして活躍できる人材を目指しています。
1 day Schedule
- 8:30
- 出社。メールチェック、スケジュールの確認
- 9:00
- グループミーティング。
進捗の確認、情報の共有など
- 10:00
- 資料の確認など、客先での打ち合わせの準備
- 11:00
- 新幹線に乗って名古屋に移動
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 顧客を訪問して打ち合わせ
- 15:00
- 出先でノートPCを使い報告書作成など事務作業
- 18:00
- 大阪に戻り、そのまま直帰