周辺機器と成形機を連動して動作させるため、射出・型開閉・エジェクタ・コアトラクタの各動作に対して、インターロック信号を準備しました。
ロボットがインサート品を挿入後に、コアトラクタを動作。インサート品が正常に挿入されていない場合、コアピンが破損することがございませんか?
型閉一時停止で真空ポンプを動作させ、一定時間後に型閉再開から型全閉への一連の動作を行い射出。この際、真空度が所定値に達しているか分からないということがございませんか?
インサート品が正常に挿入されると、ロボットから成形機にコアトラクタ入り許可信号が出力され、インサート不良による金型破損を防止することができるようになります。
真空度測定センサからの出力信号で、型閉再開を行うことにより、所定の真空度を達成することができます。真空度未達による不良を大きく抑制することが可能です。
複合成形(インサート成形など)でロボットを使用する場合や、他の機器との連携が必要な場合に、確実なインタロック信号によって工程を制御し、設備の安全性やフレキシビリティ、製品の品質と安定性を向上させます。
■成形機から周辺機器への出力信号
信号選択 : 標準搭載の選択信号5chに加え、さらに15chが選択可能。
出力信号に7項目追加。
仕 様 : 追加した15chは、A接点または24V信号が選択可能。
■周辺機器から成形機への入力信号
信 号 : 射出・型開閉・エジェクタ・コアトラクタの各動作に対して、
周辺機器から動作指令が可能。
仕 様 : A接点信号のみ。
■入力信号一覧画面
信号確認のために、入力信号の一覧画面を準備しました。信号の状態をすぐに確認することができます。
SE-EV-S / SE-EV-S-HD / SE-EV-A / SE-EV-A-HD