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PBT・PA66の糸引き対策なら「SZノズル」で決まり!

「SZノズル(String Zero Nozzle)」は、糸引きの発生を抑えるために開発されたノズルで、成形品の品質向上と金型や取出機のメンテナンス負担軽減を実現します。

現場で悩まされる糸引き現象

型開時に樹脂がスプル先端から糸状に伸びる不良現象「糸引き」が発生すると、外観不良や、金型・取出機への付着によるメンテナンス作業の増加につながります。特にPBTやPA66等の糸引きが起こりやすい樹脂では、ノズル温度を下げると詰まりやすく、上げすぎると糸引きが発生するため、温度調整が難しく、現場での対策が課題となっています。
近年、自動車の電動化や軽量化が進み、コネクタ等の精密部品の需要は増加しています。こうした製品を安定して量産するためには、糸引きの抑制がこれまで以上に重要になっています。jp-0054-01.png

糸引きゼロを目指す特殊形状

この課題を解決するために、住友重機械工業が開発したのがSZノズルです。
SZノズルは、冷却性を高める外周部のスリット構造と、圧力分布を最適化する内部形状により、糸引きの発生を抑制します。対応スクリュ径はΦ22~Φ36で、コネクタ等の精密部品を成形する機種に適用できるよう設計されています。jp-0054-02.png

導入のメリット

SZノズルは、糸引きが起こりやすいPBTやPA66に対して、外観不良を低減するとともに、金型や取出機のメンテナンス負担を軽減する効果が期待できます。
糸引きの抑制は、単なる不良削減にとどまらず、設備の安定稼働やメンテナンス時間の短縮にもつながります。

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糸引きにお困りのお客様は、ぜひ当社にご相談ください。
ご興味をお持ちの方、見積をご希望の方は、以下よりお問い合わせください。

対象樹脂

PBT・PA66(ガラス繊維を含まない)

成形不良・コスト低減
機構部品
特殊樹脂成形
自動車
電気・電子機器