2024年11月20日から22日にかけて開催された名古屋プラスチック工業展で、好評を博したIoT技術「生産条件OCR照合」についてご紹介します。OCR照合によって設定された条件と登録している成形条件の差異を簡単に確認することができるため、条件間違いによる不良流出を防止し、品質への信頼性を向上させることができます。(協力メーカーアプリケーション)
・成形現場にて作業者が登録している成形条件と照らし合わせながら、成形機画面の各設定項目を定期的にチェックしている。
・成形条件はチェック項目が数十か所あり、チェックの手間がかかることに加えて、チェック漏れや値を誤って入力してしまうことが起こりやすい。
成形機の画面をスマートフォンで撮影し、OCR技術を用いてデジタルデータを取得します。このデータをクラウドサーバ上の事前に登録している成形条件と照合することで、設定項目ごとに照合結果がOK/NGで表示され、現在の生産条件が登録している成形条件であるかを確認することができます。また、照合結果の履歴はPCからクラウドにアクセスして取得を行うことで、お客様PCにて保存・管理することが可能です。
登録している成形条件と一致しているか確認できるため、設定変更時のポカミスを防ぎ、不良品の発生を減少させることができます。
各設定項目をチェックする手間が省けるため、作業効率が向上します。
照合結果をデジタルデータとして保存・管理できるため、過去のデータを簡単に参照でき、分析や問題・原因の早期発見が可能です。
成形機の改造の必要や機種の制限はありません。
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※本機能は参考出展のため、発売時期や地域等は未定です。