お知らせ

モバイル・セントレックスに対応できる「sMobile」バージョン6を発売

2005年06月20日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、「sMobile」バージョン6を6月21日より発売します。今回のバージョン6はNTTドコモのFOMA無線LANにいち早く対応しています。

「sMobile」はロータスノーツを携帯電話から利用できるビジネス用のパッケージです。バージョン6では、マルチクライアントからのアクセスを自動切り替えで接続可能にしました。これにより、携帯JAVA、携帯ブラウザ、PDA、PCブラウザなどのあらゆる端末からモバイル環境でノーツが利用できます。さらにFOMA無線LANブラウザからのアクセスにも対応し、事業所内LANを経由したノーツの利用も可能にしました。
また、FOMA iアプリモードではクライアント機能を統合したメール、スケジュール、データベースの利用を可能にしました。アプリならではの多彩な画面表示機能を駆使し、デスクトップ画面に近い環境にすることによりマニュアルレスを実現します。

■今回追加された機能
1.マルチクライアントからのアクセス機能
Java版、ブラウザ版、PDA版の自動切換え機能によりTPOに合わせたクライアントの選択が可能になりました。また、今最も期待されているモバイル・セントレックスに対応、外出時はアプリで接続、社内では無線LANのブラウザアクセスを可能にします。

2.一台の端末を複数のユーザーが利用可能
FOMAカードの差替えに対応したことで、同一端末上にFOMAカード毎のアプリがセットアップ可能になりました。例えば、海外対応端末を部門で保有し部門内の複数人の設定をしておけば、通常使っている端末からFOMAカードを海外対応端末に差し替えることにより、ご自身の番号のまま海外で使用できます。

3.操作性の大幅向上
FOMA iアプリモードではクライアント機能を統合したメール、スケジュール、データベースの利用を可能にしました。また、デスクトップ画面に近い環境にすることによりマニュアルレスを実現しました。

【sMobileの特徴】
1.マインダー機能
ブラウザのようなPULL型ではできなかったアラート(着信連絡)を受信する機能を搭載。必要な着信のみを選別できる機能により、常に重要な情報のみを察知し業務のスピードと品質を向上します。

2.画像の暗号化伝送機能
マルチメディアと連動し動画や大画像の信号を暗号化して安全に送受信することができます。

3.セキュリティー機能
なりすまし防止対策など紛失時も安心なセキュリティーサーバーを標準搭載しているので、特殊な環境構築は必要ありません。

4.コスト削減
iアプリモードで使用した場合、ブラウザ方式に比べてパケット料金を1/3以下に低減し、ランニングコストを抑制します。

5.通信圏外活用
通信圏外でも携帯電話のメモリーを活用し、モバイル業務のシームレス化を実現します。

【システムの標準価格】
 1ユーザーあたり 18,000円 (100ユーザー規模の場合)
 販売はJBCCなどの販売代理店及び日本IBM、NTTドコモ等を通じて行います。

画面例