女性社員の働き方

04 YUKO KATO

仕事だから楽しいことばかりではなく辛いこともある。それは、男女ともに言えること。

入社後製造部にて、国内の調達業務を担当。5年目から約3年間、海外の調達業務担当を経て、8年目から約2年間産休・育休を取得。2017年5月に復帰後も海外調達業務を担当し、協力会社や社内の部署と連携しながら仕事を進めています。

スケールの大きなものづくりに携わる

駅の自動改札機や建設機械などに組み込まれる制御装置に関わる海外調達を担当しています。国内で部品を揃えて台湾やフィリピンの協力会社などに送り、半製品のユニットを製作してもらい、それを輸入して国内で組み立てるというのが製造の大きな流れ。私は、海外会社への発注や製造管理に加えて、国内で調達する部品の管理、輸出なども任されています。
海外とのやりとりはメールが中心です。納期や価格をめぐって時にはシビアな交渉も必要で、粘り強い根回しが求められる仕事でもあります。
社内の工程担当や生産技術のエンジニアとも密接に連携しており、毎日のように製造の現場に足を運んでいます。学生時代は、スケールの大きなものづくりに腰を据えて関われるような仕事をしたいと考えていました。今まさにそんな仕事に向き合っていると実感しています。

「私が女性だから?」と悩んだこともあります

入社後、国内の調達で経験を積み、4年目に現在の部署に移ってきました。最初に配属された職場では、私が久しぶりの新人で、しかも女性は私一人。まさに男の世界で、上司や先輩たちはどう接してよいか戸惑っているような感じでしたね。
調達先となる社外の部品会社でも接する相手はほとんどが年配男性の熟練技術者。一方、私は経験も知識も乏しい新人で、相手にされなかったり辛く当たられることも多かった。正直、「私が女性だから?」と考えたこともありました。それでも粘り強く接しているうちに少しずつ壁が取り除かれてきて、私なりの信頼関係を築くことができたと思います。
もちろん仕事ですから楽しいことばかりではないと入社する前から私なりに覚悟はしていました。学生時代、OG訪問で住友重機械の先輩社員と会ったときに言われたのです。「男性中心の会社だから、あまりオススメできないかもしれないよ」。実際、いまよりも女性数が少ない時代でした。でも、うわべばかりの良い話よりも逆にそんな本音をさらりと言ってもらえて、住友重機械という会社に魅力を感じたのです。

上司のひと言が背中を押してくれた

入社6年を経た後、約2年間、産休・育休で職場を離れました。妊娠したことを上司に告げるとき、実は頭の隅で「退職」の2文字がちらついていました。話を聞いた上司はびっくりして二の句が継げない様子でした。
でも、そこからの対応がスピーディーでした。すぐに私の業務をサポートする社員をつけてくれて、産休・育休中の仕事の割り振りも適確でした。復帰してもしばらくの間は子どもが熱を出したりして仕事も休みがちで、私はずいぶん悩みました。そんなとき会社に電話すると、「休むことを謝る必要はない。べつに悪いことをしているわけではないのだから」と上司が励ましてくれました。
確かに現在も職場は男性中心で不便を感じることもありますが、ただそれは女性という存在に慣れていないだけで、これから女性社員が増えてくれば環境も大きく変わってくると感じています。この春には、後輩となる女性の新入社員も配属されてきました。現在取り組む海外調達は、まだまだ学ぶことばかりの奥深い仕事。今後は、後輩たちの目標になれるように、自分なりの武器となる専門知識をさらに磨いていきたいと思っています。

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