社員紹介 / People

Interview 02 / 新しい技術によって解消される問題と新たに生まれる問題がある。技術者の課題は尽きない。
井上 絢介 / パワートランスミッション・コントロール事業部 ギヤモータ統括部 技術部 商品開発グループ 2016年5月

PROFILE 商品開発グループにて、精密制御用減速機の開発に携わる。社会人になってから始めた登山が趣味。名古屋製造所近くの鈴鹿山脈などは日帰りで、お気に入りの長野の山はテントを担いで一泊。主に夏を中心に、仲間といっしょにリフレッシュする時間を楽しんでいる。

転職を考え決意した背景

技術者として培ってきた知識や経験を活かして
製品に深く携われる環境へ

前職ではソーラーパネル製造装置などの産業用機械の開発、設計を行っていました。やりがいのある仕事でしたが、技術者として製品に深く関わりたいという思いがあり、機械・電気製品のメーカーを中心に転職活動を始めました。
住友重機械については、前職でアクチュエータを用いた機械設計を担当した際に知りました。当社の減速機は使いやすく耐久性にも優れており、信頼出来ると感じていましたので、それが会社のイメージとして残ったと思います。70年以上もの歴史のある製品であり、技術的な蓄積も多いのではと感じたので、入社を決めました。住友重機械の製品はさまざまな場面で使用されているため、どのような状況下でもパフォーマンスを発揮できるような製品を考えていかなければなりません。こうした製品に携われることが技術者としてモチベーションを高く持ち続けられることにつながっています。

Interview1-1

入社後の担当業務

納品先の環境を想定して
製品を開発する。

私の所属するPTC事業部は、産業用ロボット、工場の生産ライン、エレベーターやエスカレータなど、あらゆるところで使用される減速機を製造しています。商品開発グループでは、減速機、モーター、インバータの標準製品やお客様の要望に合わせた応用製品の開発を行っています。私はその中で、産業用ロボット向けの精密制御用減速機の開発、評価などに携わっています。
国内トップレベルのシェアを持つ減速機は、時代の変化とともに用途が多様化しており、それに合わせた製品開発が求められています。例えば、産業用ロボットに取り付けられた精密制御用減速機の位置や、ロボットの使用環境によって、求められる減速機の性能も異なります。私たちは、どのように使用されるかを細かく検証し、用途に合わせた適切な減速機の開発を行う必要があります。

Interview1-2

今後やっていきたいこと

製品を通じて“より良い社会”を描いていく。

学生時代から機械を学んできたので、人生の半分以上この分野に費やしていることになります。この先も機械系エンジニアとして成長を続け、製品のものづくりを通して社会に貢献していきたいという気持ちが強くあります。
技術の世界では、どんどん革新的なものが生まれていますが、既存の問題点を改善するとともに、同時に新しい技術は新しい問題を生みだすこともあります。私がいま携わっている減速機は、長い間使われている普遍性の高い製品です。こうしたものはまさに新しい技術、および新しい問題と向き合い続けながら、ブラッシュアップを繰り返すことによって成り立っています。その意味では、社会のニーズに合わせて形を変える流動的なものだという言い方もできるかもしれません。製品の検証などを通じて具体的に不明点を明らかにしていきながら、より良い社会を描いていくというのが、私たちの役目なのだと思っています。