People & Jobs

技術系社員

自分が立てた計画どおりに巨大な船が建造されていく。エンジニアとしてこれほど面白い仕事はないと思う。

岩室 浩志

横須賀造船所のものづくりの
中枢となる計画グループで
工程の日程計画を担当。

造船の日程計画をはじめ、施工法の検討、設備の更新、施工技術といった、生産ラインの技術開発と管理等を担う部門が工作部の計画グループ。ここ横須賀造船所のものづくりの中枢ともいえるセクションです。私は入社以来、計画グループの生産管理チームに所属し、日程計画をはじめとする生産管理を担当しています。
造船の流れは、「加工・小組立、大組立、ブロック艤装、ブロック塗装、結成、搭載、固め、船上での艤装、船上での塗装」などいくつもの工程で構成され、それぞれの工程ごとに担当者がいます。私は入社してから5年間、加工・小組立を担当し、6年目から「外業」と呼ばれるエリアで「結成、搭載、固め」工程を任されています。この工程は、工場内で組み立てられた各ブロック同士を結成し、さらに大きなブロックとした上で、ドック内に搭載し、そのブロック同士のジョイント部を接合し、船の形に組み立てていくプロセスとなります。
横須賀造船所では中型タンカーを連続的に建造していますが、その全体計画に合わせてドック&ドックサイドでの諸計画の立案、生産性改善の企画といったプランニングと管理を、生産ラインのメンバーと一緒になり、推進していくのが、私の中心となる業務です。

ある1日のスケジュール

7時20分 出社。メールチェック

7時50分 チームミーティング。スケジュールの確認

8時~9時 担当する現場をひと回り。現場責任者と朝一のコミュニケーション

9時~11時 現場確認&現場作業のワークサンプリング

11時~12時 工程会議。前後工程との調整。

12時~13時 昼休み

13時~14時 現場で不具合対応

14時~15時 工場内ブロックの運搬&移動の打ち合わせ

15時~16時 設計での打ち合わせ。新しい船の作り方の検討

16時~18時 他の担当と先の工程についての検討

18時 退社

100人もの人が関わる
モノづくりを進めていく造船は
毎日がプロジェクトのような感覚だ。

数多くの人たちが関わり、大きなスケールのモノづくりを進めていく大型船の建造は、大規模プロジェクトに例えられます。私の仕事もまさにそのような感じで、私が計画した日程で100人近い作業者が関わるので責任も重大です。計画の際には、納期に間に合わせることはもちろんですが、物理的制約、前後工程との干渉、各工程の作業順序・作業期間等さまざまな要素を考えながら、いかに効率のよい計画を組み立てるか。そこが難しさであり、腕の見せ所です。
もちろんすべてがスケジュールどおり進むとは限りません。私の見込み違いから計画が滞ってしまうこともあります。そんな時にもみんなでフォローし合い、チームで前進していこうという力強い一体感が横須賀造船所で仕事をする楽しさのひとつでもあります。

造船の世界は広くて深くて
入社7年目の今も
毎日新しい発見がある。

この仕事の魅力は、モノづくりのスケールの巨大さ。中型タンカーの全長は200m以上。この大きな船が、自分が立てた計画にしたがって目の前で組み立てられていくのですから、これほど面白いことはありません。船が完成するとドックで進水式が行われます。ドッグに海水が満たされ、自分たちがつくった船が海に出ていく姿を見ると感動します。
それに加えて、人との出会いも、この仕事の楽しさだと感じています。上司や先輩、ベテランの社員など、たくさんの人からいろいろなことを学んでいます。仕事ばかりでなく、人生のことなども学ぶことが多く、入社7年目の現在も毎日新しい発見があります。
造船の世界は広くて深くて、まだまだ学ぶことばかり。今後は計画グループ内外で他の業務も経験してみたいです。

PROFILE

「誰もが仲よく、とても楽しそうだった」。入社の決め手は、OB訪問で出会った先輩社員と見学した工場の印象だという。勤務地の横須賀造船所は東京からも近く、オンオフともに充実した生活を過ごしている。最近、熱中しているのはマラソン。羽田空港も近いというロケーションを生かし、アジア各国にも遠征して市民マラソンに出場している。