People & Jobs

技術系社員

船舶の心臓部、エンジンルームの設計を担当する。製造の現場で感じる一体感もこの仕事の大きな魅力だ。

出縄 萌

中型タンカーに分野を絞り込み、
独自の戦略を推し進めていること。
そして「人」の印象が入社の決め手でした。

学生時代の専攻は、海洋生物資源科学。実習などで船に乗る機会が多く、将来は船や海に関わる仕事に就きたいとおぼろげに考えていました。たまたま造船所で進水式を見学する機会もあって、造船という仕事に興味を抱きました。
そうして造船会社を中心に就職活動を始めて出会ったのが当社です。市場を中型タンカーに絞り込んでいること、トヨタ生産方式を導入して高い利益率を達成していることなど、他社とは明確に違う取り組みを進めていて印象的でした。それに面接などで出会った先輩社員の誰もが親身に接してくれて、自分にとって働きやすそうな会社だなと感じたことも大きかったですね。
造船会社では女性は少数派ですが、学生時代の研究室も男性が多かったので、あまり気になりませんでした。実際、現在の職場でも、誰もが分け隔てなく接してくれて、とても働きやすい環境だと思います。

ある1週間のスケジュール

月曜日 設計業務、機装設計グループの全体ミーティング

火曜日 設計業務、バルブメーカーとの打ち合わせ

水曜日 設計業務、グループ内の若手エンジニアの勉強会

木曜日 現場に出向いて配管の確認、作業員との打ち合わせ

金曜日 設計業務

性能を確認するために試運転にも乗り込む。
船舶の心臓部、エンジンルームの設計を担うのが、
私たち機装設計グループの役割だ。

私が所属する機装設計グループは、エンジンルームの設計を担当しています。エンジンをはじめ発電機やボイラー、ポンプなどの配置を決めて、それらをつなぐための配管を3DCADを駆使して設計していくのが主な業務となります。
このグループの中で、私が現在担当しているのがバルブ類の設計。エンジンルームでは1,500近いバルブが使用されおり、それらの配置や仕様を検討してメーカーに発注します。このほか、配管の設計やエンジンルームに配置する艤装品の製作図面の作成にも携わっています。
造船所では、船が完成すると、引き渡し前に船を海に出して試運転を行います。私たち機装設計グループも、馬力や燃費などエンジンの性能を確認するために船に乗り込みます。自分たちが造った船を試運転するというと、颯爽としたイメージがあるかもしれませんが、実際はほとんどエンジンルームでの計測にかかりっきりで、かなりハードな作業。それでも欠かすことのできないとても重要な仕事です。

この造船所には、みんなで一体となって
高品質な船を造ろうという空気がある。
エンジニアにとって魅力的な環境だと思う。

機装設計グループには、「フィードバックパトロール」という言葉があります。製造現場に足を運んで作業員の声を聞いて、それらを改善などに速やかにフィードバックしていく取り組みです。この造船所では、工場のすぐ近くに私たち設計エンジニアの事務所があります。みんなで一体となって品質のよい船を造っていこうという空気があって、とても魅力的な環境だと感じています。
まわりの先輩たちは、責任感が強くてアイデアも豊富な人ばかり。そんな先輩たちから信頼されて仕事を任せてもらえるようなエンジニアになることが当面の目標です。まだ自信がなくて、プライベートで初対面の人などに仕事のことを聞かれると口ごもってしまうことがあります。「タンカーの設計をしています!」と胸を張って自慢できる機装エンジニアに早く成長したいです。そして、たとえば卓越した省エネ性能など最新鋭の船を、みんなと力をあわせてこの造船所から生み出していきたいと思っています。

PROFILE

初めて取り組む作業については必ずメモをとり資料を残すように心がけている。それは自分のためでもあり、後輩たちのためでもあるという。市民オーケストラに所属していて週1で練習を重ねている。手にする楽器はフルート。演奏に集中すればするほど頭の中がすっきりして、最高のリフレッシュになるそうだ。