People & Jobs

技術系社員

ものづくりの根幹となる機能をダイナミックかつ繊細な大型クレーンで具現化していく。

茶屋道 暢

1000℃を超える過酷な環境。
24時間365日止まることのないプロセス。
日本の産業を支える特殊クレーンの設計に携わる。

当社が製造する大型クレーンには、屋外で利用されるジブクレーンやゴライアスクレーンと、工場をはじめ屋内で使用する天井クレーンの大きく2つの分野があります。前者は1000t以上も搬送可能な吊り能力を持つ大型のもので、国内トップシェア。後者は屋内という制約が多い環境のなか、お客様それぞれの要望にあわせて一つひとつ最適に設計していくという面白さがあります。いずれにしても、「運ぶ」はものづくりの根幹となる機能。それをダイナミックな機械で実現するところに大型クレーンの魅力があると感じています。
現在、私が所属しているのは、屋内クレーンの設計グループ。なかでも私たちのチームが担当するのは、特殊な用途に使われる天井クレーンです。製鉄所で使用される「レードルクレーン」は、その代表的なもの。例えば真っ赤に溶けた銑鉄を、次の炉に移す場合などに使用します。1000℃を超える高熱の銑鉄を扱うという過酷な環境に加えて、万が一不具合が発生すれば製鉄所のラインそのものがストップしてしまうという、非常に重要な役割を担っています。

ある1週間のスケジュール

月曜日 設計業務、技術勉強会、英会話研修

火曜日 設計業務、製造工場で組み立てについての打ち合わせ

水曜日 設計業務、進捗の報告などグループミーティング

木曜日 お客様を訪問。終日打ち合わせ

金曜日 設計業務、技術グループと解析に関するミーティング

製鉄所の圧延ラインで用いられる特殊クレーン。
熟練作業員の技量に頼ってきた操作を、
いかに自動化していくか。

入社して半年後、いきなり新規クレーンの開発を任されました。レードルクレーンと同様にやはり製鉄所で使用されるクレーン。圧延工程で、「ブルーム」と呼ばれる10mほどの柱状の鋼片を加熱炉に移載するものです。パレット上に複数本載せられて運ばれてきたブルームを、天井クレーンで掴み上げ、ローラテーブル上に移動させて加熱炉に装入します。
パレットの停止位置やブルームの状態などにばらつきがあることに加えて、ロープによって吊り上げるために操作も複雑。そのため、従来までこのクレーンの操作は、熟練作業員の技量に頼っていました。自動化を実現するためには、クレーンの構造と動作の両面からの革新が必要。私は、上司や先輩にサポートしてもらいながら、主にトロリ(クラブ)などの設計に取り組んでいます。まもなく1年が過ぎ、もうすぐ組み立てというステップにまで達しています。
実現できれば省人化・効率化ばかりでなく、製鉄の現場でクローズアップされている技能の伝承などの課題も解決できます。

ものづくりを実感できるような
スケールの大きな機械に携わりたかった。
想像以上に実践的な経験を積んでいると思う。

素材やコンポーネントなどを組み合わせて、ものづくりを実感できるような仕事がしたかった。それが、大型クレーンの設計を希望した理由です。入社1年目から新規クレーンの設計に携わることができ、想像以上に実践的な経験を積ませてもらっていると実感しています。
クレーンの設計では、使用する減速機等のコンポーネントを通して、その度に技術者として新鮮な刺激を受けます。製造工場が同じ敷地内にあって、図面と向き合ってばかりでなく、思い立ったらすぐに実物を見に行くことができるのも大きな魅力だと感じています。私たちが手がける大型クレーンは受注生産であるために、毎回が新しい挑戦です。それが難しさであり面白さでもあると感じています。さらに経験を積み上げて、1台のクレーンをまるごと設計できるようになること。それがまず直近の目標ですね。

PROFILE

スケールの大きなものづくりの手応え、そして先輩社員から感じた大らかな雰囲気が入社の決め手だったという。自分の人柄を広く知ってもらえるように、上司や先輩との積極的なコミュニケーションを心がけている。現在は独身寮暮らし。休日は四国各地をドライブしたり寮の仲間と過ごしたりすることが多い。