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技術系社員

大スケールかつ精緻な鍛造プレス機の設計。ものづくりのすべてを経験できることが一番の魅力だ。

飯田 直也

1万tを超えるような圧力をかける
巨大な機械でありながら、精緻な加工が要求される。
まさにものづくりの根幹を支えるマシン。

産業の上流を支える領域で、大きな機械を設計してみたい。学生時代、将来像としてそんな仕事に携わるエンジニアを思い描いていました。現在、私が担当するのは、鍛造プレス機の設計。自動車や航空機の精密部品をつくる鍛造ラインで使われる装置です。1万tを超えるような圧力をかける巨大な機械でありながら、緻密な加工が要求される、まさにものづくりの根幹を支えるマシン。スピード、精度、耐久性、メンテナンス性など多様な性能が求められ、これらの性能において住友重機械の鍛造プレス機は高い評価を獲得しています。
鍛造プレス機の設計では、エンジニアが設計ばかりでなくすべての流れを責任をもって担当します。営業担当に同行してお客様先での技術対応に始まり、設計要件の取りまとめ、協力メーカーへの発注、工場での組み立て、現地での据え付け・試運転の立ち会い、現場でのメンテナンスなどの説明……。自分が設計したマシンとともに、ものづくりの上流から下流まですべて経験できることが一番の魅力です。

ある1日のスケジュール

8時~8時30分 出社、ラジオ体操の後、メールのチェックなど

8時30分~11時 設計業務

11時~12時 製造現場で設計変更に関する打ち合わせ

12時~13時 昼休み

13時~15時 設計図面の変更、外注メーカーへの手配

15時~16時 プレス設計グループでのミーティング

16時~16時45分 資料の整理、メールチェック

17時以降 退社、ラグビーチームの練習(週2回)

部門の壁を越えて若手を育てていこうという
雰囲気をいつも感じる。まわりの技術者は
技術には厳しいですが、
誇りと優しさをもった人ばかり。

「何しとるんや!」。鍛造プレスの設計は任される範囲が広いだけに経験を要する仕事。入社4年目の私はまだまだ実力不足で、自分が描いた設計図の不備などで工場のベテラン作業員に叱咤されることもよくありますね。些細なことでもなるべく現場に足を運んで直接話を聞くようにしています。
それからもうひとつ心がけていることは、わからないことについて意地を張って知ったかぶりをするのではなく、素直に教えを請うこと。当社には部門の壁を越えて若手を育てていこうという空気があります。ずっと年の離れた熟練作業員でも、自分たちが経験してきた技術や知識を教えようと親身になって対応してくれます。
このように、当社では設計と製造との距離がさまざまな意味でとても近いです。自分なりのアイデアを盛り込んだ設計図からやがて機械が立ち上がっていく様子を目の前で見ることができて、やりがいも大きいです。

最近、新しい海外プロジェクトがスタートした。
技術者たちとの絆を大切にしながら、
将来は最新鋭の鍛造プレス機を設計してみたい。

最近、新しいプロジェクトが始まり、そのキックオフミーティングでドイツまで出張してきました。自動車部品の鍛造ラインをまるごと当社で立ち上げるプロジェクト。その中核となる鍛造プレス機を私が担当します。他の工程との連携も重要となり、これからはさらに新しい知識を吸収することになりそうです。最近では海外のお客様の割合も高く、今後は海外出張の機会も増えていくはずです。
当社の鍛造プレス機でつくる部品は、自動車や航空機の分野でも先進の性能が要求されるものばかりです。それをさらに進化させていくためには最先端での技術の融合が不可欠。当社でも国内の自動車メーカーとの共同研究などが進められています。私が目指しているのは、そんな最先端のものづくりを支える最新鋭の鍛造プレス機。まわりの技術者たちとの信頼関係を基盤に、これからもエンジニアとして経験を一つひとつ積み上げていきます。

PROFILE

設計ばかりではなく営業的な領域にも興味があるそうで、幅広いプロセスに関わる現在の仕事スタイルはとても魅力的。出身は関東で、最初はちょっぴり不安もあったそうだが、いまでは新居浜での暮らしにすっかり馴染んでいる。スポーツは子どもの頃から続けているラグビー。県内の強豪チームでプレーする現役ラガーマンだ。