People & Jobs

事務系社員

財務は会社の動きを正確に把握できるだけでなく、社会の動きまでも知ることができる。

角 侑樹

大学で学んだ会計の知識を活かした仕事に就くことが
できるため、明確なキャリア形成が可能であり、
グローバルに活躍できるフィールドもある。

会計を学ぼうと思ったきっかけは、経理の仕事をしている知人から「財務諸表や決算報告書が読めれば、会社の状況がわかる」と言われ、面白そうだと思ったからです。同時に英語もマスターできれば仕事の幅が広がるだろうと考え、英語を話さなければならない環境に自分を置くため、海外の大学に進学しました。
住友重機械を就職先に選んだのは、日系企業ではめずらしく職種別採用を行っていたからです。大学で会計を勉強してきたので、財務・経理の仕事に就きたかったのです。また、若いうちから明確な自分のキャリア形成が可能であり、海外での売上が半分近くある企業なので、英語を活かしグローバルに活躍できると思ったからです。

ある1日のスケジュール

9時~10時 出社。朝一番で口座残高の確認作業
入出金の確認 メールチェック

10時~11時 海外の関係会社からの問い合わせ対応

11時~12時 金融機関へ訪問
資金計画の説明を行う

12時~13時 昼休み

13時~15時 来客対応
証券会社からマーケット情報など

15時~16時 入出金の確認
東証が閉まるので、株価の終値の確認・報告

16時~18時 実績データの照合・分析
契約書の作成・確認

18時 退社

財務の仕事は、正確な資金状況を把握し、
予測を立て、適切な対処を行うこと。
100億円単位の資金を動かせる権限を持っているので、
責任も重いですが、醍醐味も味わえます。

財務グループの役割は、住友重機械グループの資金の管理ですが、重要なポイントは資金の状況を予測することです。たとえば現預金が少なくなりそうだということを、早い段階で確認できれば、社債を発行して市場から調達したり、直近で融資を受けるよりも、有利な条件で銀行から借入したりすることも可能になるわけです。つまり、財務の基本業務は、正確な資金状況を把握し、予測を立てながら、適切な対処を行うことです。
また住友重機械グループには、国内・海外も含め連結子会社が多数存在します。このグループ全体の資金を集中させ管理することも行っています。CMS(=キャッシュ・マネジメント・システム)とは、親会社・子会社の口座をつなげて、親会社にキャッシュを集中させることにより、グループ内の資金の効率化を狙う手法です。海外のグループ企業も多数存在するので、私はそれら企業数社の財務担当と連絡を取り合う窓口の役割を担っています。
財務は100億円単位の資金を動かせる権限を持っています。大きな金額なので、責任の重さを感じますが、醍醐味も味わえます。

財務は自社の事業の状態を把握することだけでなく、
社会の動きまで理解することができます。
やればやるほど奥が深い仕事だと思います。

住友重機械グループでは、様々な機械を作っています。巨大なものではタンカーやプラント、世界のシェア上位を占める変減速機、最先端の医療機械など。モノによって販売代金の回収方法も多様ですし、時間がかかるものが多いのも事実です。財務ではそれらの回収状況を正確に把握する必要があります。
ある大型案件で回収スケジュールの変更が予測されそうなものを事前に察知し、迅速に初動で対処できたおかげで、正確な資金繰り作成に反映させることができました。財務の一員として、会社に貢献できたのはとても嬉しかったのを覚えています。
また財務で仕事をしていると、グループの動きがよくわかります。たとえば電力の固定価格買い取り制度の影響で、太陽光発電が伸び悩む中、当社の火力発電ボイラーが伸びています。エネルギー分野では何が起こっているかなど、マーケットの状況も把握することが可能です。自社の動きだけでなく、このような社会の動きまで知ることができる財務の仕事は、色々な意味で会社や社会を学ぶことができるセクションだと思います。

PROFILE

仕事をする上で心がけていることは、どんなに辛い状況に追い込まれても、最後まで歯を喰いしばってやり遂げること。財務グループはプロフェッショナル集団であるため、自分に任された仕事をきちんとやっていれば、誰からも細かく指示はされないセクション。やりがいはある反面、常に自分を律し、成長を意識しながら業務にあたっている。