Global SHI

INDIA Pune(プネ)

ビジネスに真摯で成長意欲の高いインド人。
熱気ある風土の中で、国内拡販に向けて取り組む。

プネ(Pune)は、デカン高原に位置するマハラシュトラ州内ではムンバイに次いで大きな都市です。西海岸のムンバイから内陸へ東に200km、海抜600mの高原にあり、年間を通して過ごし易い気候です。雨期の7月~9月で年間降水量の雨が降り、インドと聞けば年中暑いというイメージとは少し違うかもしれません。商工業が盛んな土地で、日本企業も増えており、プネの日本人駐在員は130人を超えています。街は今、開発ラッシュで、歴史ある町並みを残しつつ年々発展しています。また、現地のインド人もビジネスでは真摯で成長意欲が高く、キャリアに燃えているので、インド特有のゆっくりとした時間の流れの中にありながらも熱気のある風土です。

私はこのプネにある現地法人販売会社 兼 組立工場で、PTC製品のインド国内拡販のための技術的業務全般と、組立工場の管理、現地顧客及びスタッフのサポートを行っています。また、インド国内のプロジェクト管理や設計業務、生産管理から現地調達、製造(組立)工程などのサポートや強化にも携わっています。赴任当時、私は住友重機械工業の一般社員としては初のインド駐在員でした。手探りの部分も多く有りましたが、上司の指導・支援のもと、赴任後の業務も安定し、インド国内情勢も一応の安定を見せたため、今日まで駐在員を務めることができています。

海外赴任だからこそ体感する。
インド市場で、日本人として駐在する意義を常に問う。

休日には、インドの遠隔地ということもあり、市内にあるゴルフ場がプネ日本人会の憩いの場です。プネの高原地形を生かした風光明媚なゴルフコースもあり、自然の中で他社の日本人・外国人駐在員の方々と交流を深めながらプレーを楽しんでいます。ゴルフ以外では、職務柄、海外・インド国内出張が多いため、なるべく家族や子供との時間を多く取っています。また、近くに住む他社の日本人・外国人駐在員のご家族との外食や旅行等の計画をして、交流を深めています。

海外での職務は、幅が広く、自らの新分野に挑戦が出来て大変勉強になります。インド国内では歴史的にも欧州のテクノロジーが多く入り込んでおり、日本でも第一線を走る当社代表製品のサイクロ減速機も、市場では当初は無名のブランドでした。そのため、苦戦を強いられましたが売る土地が違えば戦略も異なります。異文化との衝突や挫折、困難を乗り越えながら三現主義の下に市場に深く入り込んで、現地化や特殊な判断、強化対応を繰り返し、小さくともお客様の要望を取り込み一つひとつの成果を上げていく大事さと粘り強さを学びました。但し、現地化だけではなく日本企業として、日本人として、駐在する意義を常に問う事も必要です。日本製という信頼だけで飛ぶように売れる時代ではなくなり、更にインドは世界的な注目市場でもあり、需要も大きいだけに競争相手も必死です。ひとりの技術者として、客先での拡販活動から現地人の教育も施しながら、今後もインド市場や現地社内に住友重機械工業の基盤を作っていきたいと考えます。