Global SHI

CHINA Tangshan(唐山)

日系企業の進出が激しい唐山市で、
生産工場での製造に関わる幅広い仕事を担う。

私が駐在する唐山市は、中国河北省の重要な工業都市であり、中国近代工業の発祥地として知られています。北京市、天津市と三角形の地理関係で、「京津唐」と呼ばれています。大都会ではないですが、中等都市として、市民はゆっくりした雰囲気で生活しています。近年、日系企業がますます唐山に進出するのに従い、駐在の日本人も増えてきました。そのためか、日本料理を食べられる場所も多くなっていますが、もちろん、中華料理の代表として、本場の北京料理もあります。

そんな唐山市の生産工場において、私は減速機のコア部分となるギアの製造をメインで行っています。従来の生産方式でギア製造を担っていますが、新しい生産体制を確立するために、日々取り組んでいます。まだ若い会社なので、幅広くものを作れるため、設備導入と試作生産の仕事も担当しています。私の部署は生産技術ですが、現場の効率を向上させることも課題のひとつです。また、技術と現場のかけ橋として、品質の良い製品をいかに速やかに作れるかということにも努力しています。製造部では、工場長は日本人ですが、スタッフは全員中国人です。スタッフの一員として、皆と一緒に助け合って、成長する日々を送っています。

一流商品は国境や文化を越える。
「Sumitomo」のブランドはそうありたい。

中国赴任前は、岡山工場で生産技術の仕事をしており、その時から、先進的なものづくりの理念を少しずつ勉強してきました。赴任後は、中国国情に合わせて身に付けた知識を生かしています。
私は言葉の強みを生かして、現地スタッフと一緒に良い雰囲気で仕事ができていますが、異文化に対して、うまくコミュニケーションを進めることは重要だと思います。また、私は日本にいた時、日本人からいろいろお世話になったので、自分の国で困っている日本人に喜んでサポートをしており、北京、天津まで、観光のガイドを行うこともあります。

現在は仕事の経験が浅いため、知識はまだまだ不足していると感じています。しかし、分からない分野を探索する面白さもあります。学生時代には想像できなかったものを実際に作ることができ、その達成感をすごく楽しんでいます。また、海外赴任のおかげで、ものづくりに対しての認識はさらに深くなりました。具体的には、良い製品は国境や文化などを越えられるべきものだと、私はずっと思ってきたのですが、今では、「Made in Japan」でもいい、「Made in China」でもいい、生産地を問わず、「Sumitomo」のブランドがついていれば、一流商品だと思われるように、日々頑張りたいと、強く思っています。