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BRAZIL São Paulo(サンパウロ)

都市化が進むサンパウロ。
日本や欧米と変わらない点も。

ブラジルには日本から飛行機を乗り継いで、到着まで約30時間。移動だけでも丸一日以上掛かります。時差もそうですが、季節も全く逆になるので今が何月なのか、よく分からなくなることが多々あります。
私が働くサンパウロは南米有数の商業都市で、都市部になると日本や欧米とそれほど変わりません。物価も赴任前の予想とは違い、非常に高いです。食事は感覚的に、特別高級な物を食べている訳ではありませんが、日本などよりも高いと感じます。

町並みとしては、キリスト教徒が多いので教会があちらこちらに建てられています。治安は全体的に良くなってきたそうですが、都市部から少し離れるとファベイラ(貧困街)があったり、街なかでも事故や強盗などの事件もよく聞かれたりします。 国民的なスポーツはやはりサッカー。レストランなどでもよく中継が映されており、いくら店員を呼んでも店員がTVに夢中で気が付かないことも。食べ物に関しては特にクセが無く、我々にとっては特に問題ありません。しかし、基本的に肉中心で味付けが濃いので食べすぎや栄養管理は要注意です。また、過去に日本人の大量移民があったので、あちらこちらで日本食や食材を見かけることが出来ます。

日本から遠く離れた地球の裏側だからこそ、
実感値として見えることがある。

私はこのサンパウロで、主に生産管理システムの保守・開発を行っています。具体的には、データの活用や情報の伝達を効率的に行う提案や、業務を円滑に運営できるようにサポートを行います。業務の内容を理解し、システムのユーザーが何を求めているのかを考え、どのようにすればより良い仕組みとなるかを考案しています。また、住友重機械グループとしての情報セキュリティの展開や、ネットワークポリシーを遵守するように現地ITスタッフと共に実施しています。

海外で勤務する上で一番重要な事は、コミュニケーション。言語が違うということで意思疎通が出来ず自分の言語能力不足を痛感します。また、文化や習慣、価値観などの違いも大きなギャップとなり、互いに言っていることが理解は出来ても納得できない場面も多々あります。日本人の中で仕事をしていると当たり前と考えられることが、海外では特殊と思われることも良くあります。

情報システム関係の話では、グローバル化を進めているというものの、まだまだ海外のスタッフに対しては十分なサービスが対応できていない点も感じます。例えば今までのアジア展開に関しては、時差も少なく対応を日本で行うという方針でも問題はありませんでしたが、地球の裏側という環境だと日本からサポートを行うのも難しい。また、ブラジルは欧米寄りの考えが強く情報システムはオープンな運用(モバイル、Webアクセスなど)を求められます。どちらかと言うと日本の考えはオープン化よりも、情報をどのように守るかを検討されていることが多く(これが最も重要な事ですが)、欧米の様なオープン化は、今後の課題と感じています。