制御システム

Roll to Roll 搬送装置向け駆動制御システム

高精度で柔軟な駆動制御システムの構築を可能にする

ドライブシステムは他社に先駆けて完全同期制御を実現し、フィルムコータ、グラビア印刷機、ドライラミネータといった各種 Roll to Roll 搬送装置向けに制御用ソフトウェアをパッケージ化しております。当社の技術を集約した駆動制御システム「 System MXⅡ 」は多数の軸間協調制御により、様々な装置構成に柔軟に対応します。

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Roll to Roll 搬送装置とは?

Roll to Roll = ウェブ連続柔軟媒体を搬送する技術

Roll to Roll 搬送装置とは、ロール状に巻き取られた基材フィルム・金属箔などを“巻き出し”、連続搬送しながら加工を行った後、基材を再びロール状に”巻き取る”装置(機械)の総称です。

ドライブシステムの技術が必要とされる加工

紙やフィルムへの精確な印刷や塗工、フィルム同士の貼り合わせといった加工には、基材の高精度な搬送が要求されます。ドライブシステムでは、各種装置メーカー様からの様々なご要望を実現しております。

印刷

塗工

貼り合わせ

フィルム成形・延伸

特長

High Performance

EtherNetベースの専用通信方式(MC-LINK)を採用
ネットワークに接続した各ノード間に発生するデータ送受信のばらつきを極小化します。通常のライン制御アプリケーションはもちろん、高速・高精度な同期制御アプリケーションにも威力を発揮します。
印刷機械などの高精度な装置の同期制御を実現
各軸のベクトル制御演算と巻出しから巻取りまでラインシステム制御演算を完全同期動作で集中処理。これまでにないハイパフォーマンスを発揮します。

Packaged Software

Roll to Roll 制御に特化した制御ソフトをパッケージ化
紙・フィルム加工・印刷・金属加工など各種装置の制御に必要な機能をブロック化。パッケージ化されたソフトウェアの搭載で、各種装置に容易に対応できます。

Easy machine tuning and analysis

試運転調整・状態解析が容易
Roll to Roll 制御用コントローラ用の独自調整ツールが充実。
多軸高速モニタ・FFT解析機能が準備されており、張力変動・機械振動の周期解析が容易に実現できます。

Remote Maintenance

遠隔でモニタ・故障診断などが可能
制御コントローラ調整ツールの入ったパソコンを、Wi-Fiルーター等を経由しインターネットに接続することで、簡単に運転モニターや故障診断などが行えます。
  • 遠隔でお客様のパソコンを操作することも可能ですが、パラメータ変更など装置に変更が伴う事項は、安全などを考慮し、ご相談の上運用いたしたく考えます。

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