お知らせ 2002年度
お知らせ
ユニット式超高負荷型嫌気性排水処理設備「バイオベッド-U」発売

2002年06月24日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、食品工場や化学工場などの少量・ 高濃度排水処理に適用したユニット式の省スペース・超高負荷型嫌気性排水処理設備「バイオベッド-U」を発売しました。

EGSB法(注)を用いた「バイオベッド-U」は、当社が販売している超高負荷型嫌気性排水処理設備「バイオベッド」の特長を継承し、省スペース型の排水処理用として開発したものです。特に、排水量が日量10m3から1,000m3、排水濃度で1リットルあたりのBOD量で1,000ppmから 数万ppmの排水を処理する事業所を主な対象として販売します。
「バイオベッド-U」では、設備の中核である酸生成槽、反応槽(メタン発酵槽)をユニット化することで、①価格を抑え、②設置面積をコンパクト化し、③メンテナンスエリアを集約して作業環境を向上させています。また、設計や現地工事期間を短縮でき、ご発注後2.5ヶ月程度での据付を可能としました。

嫌気性排水処理設備は、現在使用されている好気性排水処理(活性汚泥法)に比べ、
・ 空気を送り込む曝気の必要がなく、エネルギーが節約できること
・ 処理により発生する汚泥量が1/10以下となること
・ 排水濃度、排水量の負荷変動に強いこと
・ 設備の設置後に迅速なスタートアップが可能であること
などの特長があります。
また、処理時に排水中の有機物から発生するメタンガスを回収し、「バイオマスエネルギー」として蒸気エネルギーや電力に再利用することも可能です。

当社は、嫌気性排水処理施設の初号機を1969年に納入しており、以来、50基を超える実績があります。「バイオベッド-U」の販売を通じ、嫌気性処理が普及していない日量 1,000m3以下の排水処理設備に対しても今後積極的に展開していきます。

※ 「BIOBED」は米国 BIOTHANE CORPORATION の登録商標です。
(注)Expanded Granuler Sludge Bedの略称。嫌気性細菌を使った有機性の排水処理法。