お知らせ 2002年度
お知らせ
連続バケット式揚土機船「第二海王星」竣工

2002年04月08日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、様々な土質に対応し毎時3,000m3の大容量揚土が可能な連続バケット式揚土機船「第二海王星」を3月31日に竣工し、関門港湾建設株式会社(会長兼社長 清原梅義)へ引き渡しました。

本船は、住友重機械が蓄積してきた作業船および搬送システムの技術に、船主のもつ揚土作業のノウハウを結集し高性能・高効率を実現するとともに、密閉構造による粉塵飛散防止、電動駆動による騒音・油汚染防止など環境に配慮した次世代の揚土機船です。

〈特徴〉
1. 連続バケット方式による大容量・急速施工を実現
効率の良い連続バケット方式による毎時3,000m3の大容量揚土が可能です。また、高度な自動制御機構を装備し安定した揚土を実現します。

2. 環境対策に優れ、地球に優しい揚土が可能
密閉構造による粉塵飛散防止、コンベヤの下に設けたデッキプレートによる汚泥漏れ防止、電動駆動による騒音・油汚染防止などの環境対策がほどこされています。

3. 土質を選ばない安定した揚土
土砂を無理なくすくいとることができる連続バケット方式により、岩塊まじりの土砂から粘性土まであらゆる埋立用材をスムーズに揚土できます。さらに、浚渫土砂の揚土も可能です。

4. 土運船の大小を問わず効率的な揚土が可能
1,000m3から3,500m3の土運船に対し、揚土途中に土運船を移動することなく効率的な揚土が可能です。

5. 多様な埋立工法に対応できるスプレッダ
作業旋回半径68m、作業旋回角度150度のスプレッダにより縦方向と横方向への払出しが可能で、多様な埋立工法に対応できます。

6. 電動駆動による省エネルギー・省メンテナンス
インバータ制御の電動駆動により、従来の油圧駆動に比べ大幅な省エネルギー・省メンテナンスを実現しました。

〈主要目〉
船体部
 ・長さ 80.00m
 ・巾 32.00m
 ・深さ 4.80m
 ・喫水 2.00m
 ・主発電機 2,500kW×1基
揚土機
 ・形式 連続バケット式
 ・揚土能力 3,000m3/時間
 ・バケット容量 1.75m3×26セット
 ・バケット速度 28.6回/分
搬送機
 ・第1コンベヤ 、第2コンベヤ
  巾 1.80m
  速度 200m/分
 ・ スプレッダ
  巾 1.80m
  速度 200m/分
 ・船外長さ 65.00m
 ・揚程角度 最大12度

連続バケット式揚土機船「第二海王星」