お知らせ 2001年度
お知らせ
射出成形機の管理システム「i・キューブシステム」を開発

2001年11月07日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、このたび射出成形機の生産・品質管理システム「i・キューブシステム」を開発し、11月より本格的に販売しました。

「i・キューブシステム」は市販のパソコンをサーバーとして使用し、最大で120台の射出成形機の管理が可能なシステムです。稼働状況管理、生産実績管理、品質管理など成形工場の状況をリアルタイムにモニタリングし、分析することができます。システムはインターネットやi-modeに対応しており、事務所が成形現場から離れている場合や工場が分散している場合でも遠隔操作で生産状況の確認や生産指示が可能です。多くの成形機を所有し生産性の向上や品質確保に注力する成形メーカーに対し、成形現場をサポートする最適な管理システムとして拡販していきます。
近年、工場全体の最適運営が求められています。「i・キューブシステム」は、その上位系のシステムである、製造実行システムや生産管理システム、基幹業務システムと連携をとることで、総合的な工場管理システムへ発展させることが可能です。当社はNEC(日本電気株式会社)と協力し成形工場全体のトータルソリューション提案を行っていきます。具体的には当社が成形現場・製造現場のソリューションを行い、NECが上位系のシステム構築とコンサルティング、各種ハードウェアの提供を行います。
当社は今後「i・キューブシステム」を核としてi-modeを利用した情報配信システムや、成形現場用の生産スケジューラ装置、金型のメンテナンス管理システムなど、様々なソリューション型サービスの提供を予定しており、射出成形機本体と組み合わせて、総合的に成形現場を支援するシステムを開発します。

*i-modeはNTTドコモの登録商標です。


【特 長】

(1) 運転状況の一覧表示
接続されている成形機の稼働状況を端末画面で一覧表示ができ、運転状況を容易に確認できる。

(2) 品質モニタリング機能
成形現場を24時間モニタリングし品質変化や生産状況(異常発生・条件変更)を把握。

(3) 成形条件・履歴管理
現在稼動している成形機の成形条件をリアルタイムに表示。成形条件の保存や変更履歴、アラーム履歴を一括管理。

(4) 日報管理
稼働率・生産数・24時間の状況を日報として自動出力。成形機接続台数サーバー1台当たりの成形機接続台数は最大30台。サーバーを増やすことで、管理台数を最大120台まで拡張可能。

【構 成】
サーバー・成形機間の接続用端末装置、サーバー用ソフトウェア。(サーバー用パソコンA°芫、LAN配線は客先にて準備)
*他社製成形機へ接続もオプションにて対応可。

【販売目標】
年間20システムの販売を目指す。

【販売予定価格】
成形機15台接続の場合:300万円~570万円を予定。ただし、接続台数や接続する射出成形機により異なる。