住友重機械グループ 第4次環境中期計画

住友重機械グループは、「住友の事業精神」を堅持し、かつ2020年の低炭素社会を見据え、持続可能な社会の実現に貢献するExcellent Eco Factoryを目指します。

製品使用時と生産時の双方で地球温暖化防止に貢献

― 第4次環境中期計画から「製品使用時のCO2削減貢献量」に注力 ―

当社グループの第4次環境中期計画では、低炭素社会の実現を大きな柱としており、「生産時CO2排出量はグローバルで22%削減」と「製品使用時CO2排出量は15%削減」を目指しています。従来から取り組んでいる「生産時のCO2排出量削減」に加えて、「製品使用時CO2排出量削減貢献量」に注力し、製品・サービスを通じたCO2削減活動を一層強化します。

「製品使用時CO2排出量削減貢献量」とは、旧商品(2008年度基準)から、省エネ性能の高い新商品への開発により、削減できたと見なすCO2削減量です。CO2削減貢献量の増大のために、年度目標を立て、当社独自の環境配慮製品の製品数および販売の拡大を図ります。ライフサイクルでのCO2排出量は、当社グループでは製品使用時のCO2が96%と圧倒的であり、この削減が必要です。
低炭素社会への貢献を目的とし、エネルギー効率の高い製品の開発と普及を図ります。

一方、「生産時のCO2排出量削減」では、国内工場はCO2が毎年削減され、2004年度比33%の削減実績です。また海外工場は微減となり、国内海外の合算では、目標を達成しました。第4次環境中期計画では、グローバル目標で2020年度に25%削減目標とし、海外工場の省エネを図ります。

「第4次環境中期計画」の基本方針

生産時および製品使用時のCO2排出量

環境リスクマネジメントの推進
環境リスクの低減を図り、環境事故ゼロを目指します。海外工場も含めて環境リスクアセスメントを全事業所に展開し、環境事故の未然防止を図り、事故ゼロを継続します。
低炭素社会に貢献
従来から取り組んでいる生産時のCO2排出量削減活動に加え、製品使用時のCO2排出量削減活動を強化します。
資源循環型社会を実現
廃棄物発生量の削減、ゼロエミッションを継続します。
地域貢献/生物多様性への取り組み
各地域の地域活動に参加し、また工場では植樹などにより多様な生物の保護に貢献します。

住友重機械グループ環境管理活動の推移

環境配慮製品/一流商品で低炭素社会に貢献

全電動射出成形機

プラスチック製品を生産する装置です。当社は精密・ハイサイクルを得意とし、国内でのシェアトップクラスです。日本機械工業連合会の優秀省エネルギー機器表彰で経済大臣賞を受賞するなど、性能だけでなく経済的にも優れた製品をお届けしています。

蒸気タービン

主に工場の自家発電に使用される装置です。ボイラからの蒸気を受けて発電機を回します。近年はバイオマス発電に利用されることが多く、同用途では圧倒的な世界シェアを有しています。

ハイブリッド油圧ショベル

旋回動作で発電し、エンジン出力のサポートを行って燃費を向上させます。ベースとなる油圧ショベルも省エネでの表彰実績を誇る機種であり、さらなる省エネ効果で環境に貢献しています。

小型CFBボイラ

難燃性の燃料も効率的に燃焼できる循環流動層(CFB)ボイラです。バイオマスを燃料にした小規模発電設備の要望に応え、5メガワット級の小型ボイラを開発しました。地球資源の有効利用に貢献しています。